日本のクリスマスイブ ピアノ教室CAT ピアノねこだよりのブログ
もうすぐクリスマスイブ。皆さんは、どのように過ごしますか?
一般的な日本人である私は仏教徒です。
といっても私も含め、日本人の多くは、仏教徒と強く意識していないと思います。
生まれた時から仏教のお寺は身近にあり、日本古来の神様がおられる神社も人生の節目に関わっています。
インドから大陸を渡ってきた神様や儒教、道教の考え方なども日本人の考え方に影響を与えたと言われています。
よく言われているのは、日本人は宗教に寛容で、色々な考え方を日本風にアレンジして取り入れていくことを昔からしてきたということです。
さて、クリスマス。
日本では、クリスマスイブのほうが、イベントとして取り入れられていると思います。
クリスマスイブは、家族や大切な人たちと過ごします。
子どもたちは、サンタクロースを待っています。
私も子供の頃は、サンタクロースを信じていました。
この1年間、善い行いをした子の下にはサンタさんが贈り物を持ってきてくれると私は本気で信じていました。
善い行いをすると、良いことがあるという考えは、日本人にとって馴染み深い考え方だと思います。
クリスマスイブの夕食で人気のメニューは、ローストチキンです。
しかし丸鶏ではなく骨付きのもも肉の部分です。
今でもですが、日本の家庭料理を作るとき、オーブンはほとんど使うことがないです。
なので、私の家にはオーブンがありません。
それに家庭用オーブンは、丸鶏が入るほどの大きさがないものも多いです。
フライパンに入る大きさとして、骨付きモモ肉はちょうどよいです。
あとケーキも人気があります。
日本人の食事には、もともとローストチキンもケーキもなかったので、憧れがあったのでしょう。
今年の私の家族のクリスマスイブのディナーは、ハンバーガーとフライドチキンです。
ケーキはスポンジケーキを買ってきて、クリームと果物でデコレーションします。
ところで、私は子どもたちにクラシックピアノを教えています。
当たり前ですが、ピアノは西洋の楽器でもともと日本にはありません。
しかしピアノの弾き方を習うことは、とても人気があります。
琴や三味線といった日本の伝統楽器よりピアノを習う子どものほうが多いと思います。
よく考えてみたら、不思議ですよね。
日本人がピアノを弾くことは、異文化を知るきっかけになると思います。
異文化に触れてみることで、多種多様な考え方ができるようになることは、素敵です。
平和でありますように。
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